インヴェンティット、デバイス実態を可視化する新セキュリティ基盤「KASHIMORI」提供開始 MDMとDNSログを統合分析

インヴェンティットは3日、デバイスの利用状況を可視化し、実データに基づいてセキュリティリスクを評価するクラウド型セキュリティサービス「KASHIMORI」の提供を開始した。

KASHIMORIは、同社が提供するモバイルデバイス管理(MDM)サービス「mobiconnect」と、フィルタリングツール「AdGuard DNS」から取得したログを統合・分析することで、組織全体のセキュリティリスクを可視化するソリューション。未承認アプリや不審な通信を網羅的に検出し、専門知識を持たない担当者でも対策の要否を判断できる環境を提供する。

全デバイスおよびクラウドサービスの利用状況を横断的に分析し、シャドーITや未承認アプリを含むリスクをスコアリングして表示する点が特徴だ。これにより、どの部門やシステムにリスクが集中しているのかを一目で把握できる。

UIは経営層から現場担当者までの利用を想定し、役割に応じて必要な情報へ即時にアクセスできる設計とした。ダッシュボードは直感的な操作性を重視しており、企業や学校など利用環境に応じたカスタマイズも可能。段階的なプランやオプションにより、導入規模や運用体制に合わせた利用ができるという。

導入面では、mobiconnectとAdGuard DNSの最小構成で利用でき、追加のハードウェアは不要。最短30分で稼働を開始できるとしている。自動レポートや通知機能も備え、セキュリティ専門人材が不足している組織でも継続的な運用を行える点を訴求する。

インヴェンティットはKASHIMORIについて、経営層と情報システム部門の双方に価値を提供する「共通のセキュリティ指標」と位置付ける。分断されがちだったログ情報を一元管理することで、監視工数を削減しつつ、リスクの高い部門やシステムに優先順位を付けた対応が可能になるとしている。

今後は、AIによる異常行動検知や外部の脅威インテリジェンスとの連携を強化し、未知の脅威にも対応できるゼロトラスト型セキュリティマネジメントの実現を目指す。

引用元記事:https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/2082984.html