HP、プリンター向けセキュリティでカランバと提携更新 マルウェア対策強化へXGuardを継続採用

ヒューレット・パッカード・カンパニー(HP、NYSE:HPQ)は、プリンター製品向けにカランバ・セキュリティの「XGuard」ソフトウェアのライセンス契約を複数年にわたり更新したと発表した。HPの株価は18.80ドル、時価総額は約1,729億ドル。

両社の提携は2020年に開始されており、今回の更新により、ファイルベースおよびファイルレスのマルウェアを含む多様なサイバー脅威から、HPのネットワークプリンターの防御機能を引き続き強化する。契約の財務条件については非公表としている。

XGuardは、コード実行制御やメモリ操作攻撃の防止、ランタイムの整合性維持といった機能を備え、ファームウェアレベルでの脆弱性悪用を防止するセキュリティソフトウェアだ。HPのプリントセキュリティ最高技術責任者(CTO)であるシボーン・オルブライト氏は、「巧妙化する脅威に直面する中、セキュリティはHPにとって最優先事項であり続けている。XGuardは信頼性の高いランタイム保護を提供している」とコメントしている。

近年のプリンターはネットワーク接続されたコンピューティングデバイスとして位置付けられており、ファームウェアの脆弱性を突いた攻撃による情報漏えいや、社内ネットワークへの侵入リスクが指摘されている。今回の提携は、こうした脅威に対抗するためのHPの多層防御戦略の一環となる。

HPは10年以上にわたり、安全な印刷ソリューションの提供に注力してきた。一方、カランバ・セキュリティのデビッド・バルジライCEOは、「本契約は、統合のしやすさと広範な防御を両立する製品セキュリティへの業界の流れを後押しするものだ」と述べている。

HPは180カ国以上で事業を展開し、デバイス、ソフトウェア、サービスを提供している。カランバ・セキュリティは、IoTおよびエッジデバイスメーカー向けの製品セキュリティソリューションを専門とする企業だ。

引用元記事:https://jp.investing.com/news/company-news/article-93CH-1407955