ゼットスケーラー、AI時代の新たなリスクに対応 「Zscaler AI Security Suite」発表、企業が直面する4つの課題を提示

ゼットスケーラーは2026年1月28日、AIセキュリティに対応した新製品群「Zscaler AI Security Suite」の提供開始に合わせ、記者説明会を開催した。

説明会には、Zscaler 製品管理担当バイスプレジデントのヴェンカット・クリシュナムーティ氏と、ゼットスケーラー代表取締役の金田博之氏が登壇。AIの普及が企業のセキュリティ環境にもたらす変化と、新たな対策の必要性について説明した。

近年、企業で利用されるSaaSや業務ツールへのAI機能の搭載が進み、AIエージェントの活用も広がっている。クリシュナムーティ氏は「AIは新たな攻撃ベクトルになり得る。ユーザーにとって大きな懸念だ」と述べ、企業が直面する課題を4つに整理した。

1つ目は「AIスプロール」。AI活用の拡大により、攻撃対象領域(アタックサーフェス)とデータ露出が急速に拡大している点を指摘した。
2つ目は「AIポスチャー」で、AIに起因する設定不備や過剰な権限、データの取り扱いが、従来のセキュリティツールでは可視化しにくいリスクとなっているという。
3つ目は「AI監査」。AIはこれまでとは異なるプロトコルを利用するため、従来のルールベースによる監査や検知が難しく、インテント(意図)を基軸とした新しいアプローチが求められるとした。
そして4つ目が「AIエージェント」で、自律的に動作するAIを管理・統制するための新たなフレームワークの必要性を強調した。

ゼットスケーラーは、「Zscaler AI Security Suite」を通じて、AI活用が進む企業環境におけるセキュリティリスクの可視化と制御を支援し、AI時代に適したセキュリティ基盤の構築を後押ししていく方針だ。

引用元記事:https://businessnetwork.jp/article/32834/