Microsoft Edgeセキュリティゾーン設定ガイド|サイト信頼度を分類してブラウジングを安全にする方法

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Microsoft Edgeとセキュリティゾーンの基本概念

セキュリティゾーンとは、アクセスするWebサイトを「信頼度」に応じて4つのエリアに分類し、それぞれに異なるセキュリティレベルを適用するWindows標準の仕組みです。Microsoft Edgeでも、このゾーン設定を正しく管理することで、業務の利便性を損なわずに不正アクセスやフィッシング詐欺のリスクを最小限に抑えることができます。

Edge独自の保護機能とセキュリティゾーン

Edgeには、Windowsのゾーン設定以外にも強力な保護機能が備わっています。これらを組み合わせることで、多層防御が実現します。

  • Microsoft Defender SmartScreen:危険なサイトやダウンロードをリアルタイムでブロック。
  • 強化されたセキュリティモード:メモリ保護を強化し、未知の脆弱性(ゼロデイ攻撃)を無効化。
  • IEモード:古い社内システムを安全に動作させる互換環境の提供。

セキュリティゾーンの設定方法と活用シナリオ

Edgeのセキュリティゾーン設定は、Windowsの「インターネットオプション」から行います。

1. 信頼済みサイトの登録(業務効率化)

社内システムやクラウドツールなど、安全が確認されているサイトをここに登録します。

  1. コントロールパネル > ネットワークとインターネット > インターネットオプションを開く。
  2. 「セキュリティ」タブ > 「信頼済みサイト」を選択。
  3. 「サイト」ボタンをクリックし、対象のURL(https://…)を入力して追加。

2. 制限付きサイト(リスク管理)

過去に被害が報告されたドメインや、安全性が不明なサイトをここに登録します。登録されたサイトではスクリプトの実行などが厳格に制限され、PCへの影響を遮断できます。

3. ローカルイントラネット(社内ネットワーク)

社内のポータルサイトや共有フォルダを対象とします。「統合Windows認証」を有効にする設定をここで行うことで、社内システムへのスムーズなログインが可能になります。


追跡防止(トラッキング防止)機能

プライバシー保護のため、サイトによる行動追跡を制限します。Edgeの「設定」>「プライバシー、検索、サービス」から設定可能です。

  • 基本:ほとんどのトラッカーを許可(広告体験を重視)。
  • バランス(推奨):既知の有害なトラッカーをブロック。多くのユーザーに最適。
  • 厳重:ほぼすべてのトラッカーをブロック。一部のサイトが表示崩れを起こす可能性あり。

サンドボックスと自動更新

Edgeはサンドボックス構造を採用しており、ブラウザ内の脅威がPC本体に波及しないよう隔離されています。この防御能力を維持するためには、ブラウザを常に最新の状態に保つことが不可欠です。Edgeはデフォルトで自動更新されるため、設定の「バージョン情報」から最新状態であることを定期的に確認しましょう。


セキュリティ事故を防ぐための日常習慣

  • URLの違和感に気づく:公式サイトに似せたドメイン(例:https://www.google.com/search?q=googIe.com ※LがI)に注意。
  • 警告を無視しない:SmartScreenが「このサイトは安全ではありません」と表示した場合は、即座に離脱してください。
  • パスワード管理の徹底:ブラウザの保存機能だけでなく、多要素認証(MFA)を併用して不正ログインを防止しましょう。

セキュリティゾーンとEdgeの最新機能を正しく使いこなすことで、ビジネスでもプライベートでも、より安心・快適なウェブ環境を構築できます。

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