【企業研究】デジタルアーツの将来性は?「国産No.1」の誇りとゼロトラスト市場への挑戦を徹底解説

Webフィルタリングソフト「i-FILTER」で国内シェア上位を維持してきたデジタルアーツ株式会社。2026年現在、同社は従来のWeb閲覧制御に加え、AIを活用したサイバー攻撃対策やゼロトラスト関連製品の開発を進め、事業領域を拡大しています。
本記事では、日本発のセキュリティメーカーとしての同社の最新動向と、エンジニア・営業職にとってのキャリア形成のポイントを整理します。
目次
1. デジタルアーツとは?Webフィルタリングを基盤とする国産セキュリティメーカー
デジタルアーツは1995年に設立され、Webフィルタリング技術を中心に事業を展開してきた企業です。特徴的なのは、安全と判断したサイトのみを許可する「ホワイトリスト運用」を採用している点です。
主力製品の概要
- i-FILTER: 企業・官公庁向けWebセキュリティ製品。
- m-FILTER: メールセキュリティ製品。標的型攻撃メール対策として利用されるケースが多い。
- FinalCode: ファイル暗号化・追跡ソリューション。
2026年の新製品:SSE領域への展開
2026年3月期には、ゼロトラストや脱VPNを意識したSSE(Security Service Edge)製品「Z-FILTER」を発表。Web・メール・ファイルに加え、クラウドアクセス管理までを含む統合的なセキュリティ基盤の構築を目指しています。
2. デジタルアーツで働く魅力
同社は「自社開発」を重視しており、国内での開発体制を維持している点が特徴です。
① 高い収益性を背景とした投資余力
公開されている業績予想では高い利益率が示されており、AIやクラウド領域への投資を継続できる財務基盤があります。
② 国内開発による迅速な改善サイクル
企画・開発・サポートを国内で完結しているため、顧客の要望を製品に反映しやすい体制が整っています。
③ 公共分野での利用拡大
教育機関向けのWebフィルタリングとして「i-FILTER」が広く利用されており、GIGAスクール構想など公共領域での導入が進んでいます。
3. 職種別に求められる人物像
| 職種カテゴリ | キーポイント |
|---|---|
| 開発エンジニア | C/C++、Java、Pythonなどの開発経験。大規模トラフィック処理やフィルタリング技術への関心。 |
| テクニカルセールス | 製品の特徴(ホワイトリスト運用など)を顧客課題に合わせて説明する力。 |
| カスタマーサクセス | 導入後の設定支援や運用アドバイス、脅威情報に基づく改善提案。 |
4. 将来性:AI活用とゼロトラスト対応の強化
2026年現在、同社は生成AIを悪用したフィッシングや偽情報への対策として、AIによるURL解析技術の高度化を進めています。また、ISMAP(政府情報システム向けセキュリティ評価制度)への対応を強化し、クラウドサービスの信頼性向上にも取り組んでいます。
ホワイトリスト運用を基盤とした独自のアプローチは、他社との差別化要素として引き続き活用されています。
5. まとめ
デジタルアーツ株式会社は、国産セキュリティ製品の開発に携わりたい方や、ゼロトラスト・AI領域に関心のある方にとって、専門性を高めやすい環境を提供しています。
- 国内開発のセキュリティ製品に関わりたい
- ゼロトラストやSSE領域で経験を積みたい
- 公共分野を含む幅広い顧客基盤に携わりたい
2026年、企業のセキュリティ需要が高まる中で、同社でのキャリアはセキュリティ分野での専門性を深める選択肢の一つとなるでしょう。
記事の新規作成・修正依頼はこちらよりお願いします。



