カスペルスキー、AI進化でエンタメ産業へのサイバー脅威増加を予測

グローバルなサイバーセキュリティ企業であるカスペルスキーは、人工知能(AI)技術の高度化に伴い、公演、ゲーム、映像・コンテンツなどエンターテインメント産業を標的としたサイバー脅威が今後増加するとの見解を示した。
同社はこのほど発刊した「エンターテインメント産業セキュリティ報告書(Security Bulletin)」の中で、「AIは公演チケットの購入方法や映画視聴、ゲーム体験の在り方を変革する一方で、悪意ある攻撃者がこれらの体験を侵害する手法も進化させている」と分析している。さらに、「AIは人間中心のストーリーやパフォーマンス、視覚体験といった産業の中核となるコンテンツそのものを生成・模倣する段階に入った」と指摘した。
同社の研究チームは、AI時代にエンターテインメント産業が直面する主な変化として、不正チケット市場の高度化、AIを活用した視覚特撮(VFX)の大衆化に伴うセキュリティリスクの拡大、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)への攻撃増加、AI生成ツールの普及によるゲームやファンコミュニティへの有害コンテンツ流入、さらにAI制作コンテンツの規制やコンプライアンスを監督するAIガバナンス担当者の登場などを挙げている。
イ・ヒョウン カスペルスキー韓国支社長は、「エンターテインメント産業はAI活用が急速に進み、重要な転換点に立っている」と述べ、「スタジオやプラットフォーム事業者は、AIを攻撃対象の周辺要素ではなく中核的なリスク要因として捉え、創作資産の保護と顧客からの信頼向上に向け、先制的なセキュリティ戦略を採用する必要がある」と強調した。
引用元記事:https://biz.chosun.com/jp/jp-it/2026/01/13/AKJ33ZXS25GBHFT34JDGIR3FLE/



