タレス、AI特有の脅威に対抗する新プラットフォーム「Thales AI Security Fabric」を発表

— 生成AI時代のデータ・モデル・IDを包括的に保護 —
サイバーセキュリティ大手のタレスは、AIに特化した新たなセキュリティプラットフォーム「Thales AI Security Fabric」を発表した。生成AIやエージェント型AIの急速な普及に伴い顕在化する新たなリスクに対応し、AIアプリケーション、データ、IDを包括的に保護することを目的としている。
近年、AIの業務活用が急拡大する一方で、プロンプトインジェクションやデータ漏洩、モデル操作といった、従来のITセキュリティでは十分に対処できない脅威が浮上している。マッキンゼーの調査によれば、現在78%の企業がAIを活用しており、AI導入の加速とセキュリティ課題の深刻化が同時に進行している。
「Thales AI Security Fabric」は、LLM(大規模言語モデル)やエージェント型AIを利用するアプリケーションを対象に、エンドツーエンドの保護を提供するプラットフォームだ。新たに導入されたランタイムセキュリティ機能により、AIの利用中に発生するリスクを可視化・制御し、コンプライアンスを維持しながら安全なイノベーションを支援する。
主な特長として、①プロンプトインジェクションやデータ漏洩といったAI固有のリスク低減、②クラウドおよびオンプレミス環境を横断した一貫した保護、③OWASP Top10に代表されるエンタープライズレベルのセキュリティ要件への対応が挙げられる。
タレスは今後、2026年に向けてAIエコシステム全体をカバーする包括的なセキュリティレイヤーの提供を目指す。データ漏洩防止やモデル、コンテキスト、プロトコルの保護といった機能拡張を進め、AI活用が前提となる企業環境における新たなセキュリティ基盤の確立を狙う。
同社は、AIがビジネス変革を加速させる一方で、その安全性確保が企業経営の重要課題になるとの認識を示しており、「Thales AI Security Fabric」を通じて、AI時代における実効性の高いセキュリティの提供を進めていく方針だ。
引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/85680b14-dfda-11f0-925d-9ca3ba083d71#gsc.tab=0



