SCSK、米BigIDと国内初の一次代理店契約 AI時代のデータガバナンス強化を支援

SCSKは18日、データ保護とガバナンスを統合的に実現するデータセキュリティプラットフォームを提供する米BigIDと、国内初となるディストリビューター(一次代理店)契約を締結したと発表した。

企業においてデータ活用やAI活用が進む一方、クラウドやSaaSなど複数環境に分散するデータの可視化やガバナンス強化が課題となっている。SCSKは、ITインフラ事業におけるデータガバナンス領域を拡大し、AI時代に求められる安全性と透明性を確保するため、BigIDの採用を決めたとしている。

BigIDは、クラウド、オンプレミス、SaaSなどに散在するデータを横断的に検出・分類し、AIが扱う情報のリスクを可視化・制御するデータセキュリティプラットフォームを提供する。ユーザーや端末単位ではなく、「データそのもの」に着目した可視化と制御を特徴とし、マルチクラウドや外部SaaSを含む幅広い環境に対応する。

主力製品「BigID Next」は、企業内外に点在するあらゆるデータソースを統合的に分析し、データの所在、属性、利用状況を一元的に可視化・管理する。データの探索やマッピング、分類によるカタログ化を通じて、各国のデータ規制に基づく判断を可能にし、データリスクの把握や是正を支援する。アプリケーションやAPI制御、外部サービスとの連携によるデータコントロールにも対応する。

AWS、Google Cloud、Microsoft 365、Azure、Box、Slack、GitHub、Windowsファイル共有など主要なクラウドサービスや業務システムとの連携が可能で、既存環境を生かしながらコンプライアンス強化やセキュリティ投資効果の向上に寄与する。

SCSKは今後、BigIDとの協業を通じて、データ活用・AI活用を前提としたデジタル基盤の強化を包括的に支援する方針だ。グループ会社のSCSKセキュリティをはじめとする社内外との連携を深め、BigIDを軸とした関連サービスやコンサルティングを提供することで、企業が直面するデータリスク管理の課題解決に貢献するとしている。

引用元記事:https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/2072381.html