ウェブサイト・CMS（コンテンツ管理システム）の高速化ソリューションを手がけるプライム・ストラテジーは、9月11日、同社の高速CMS実行環境「KUSANAGI」の企業向け統合セキュリティ基盤「KUSANAGI Security Edition」を「Microsoft Azure Marketplace」で提供開始したと発表した。これにより、多様なクラウド環境での利用が可能となる。

これまでKUSANAGI Security Editionは「AWS」「Google Cloud」「さくらのクラウド」に対応していたが、新たにAzureを加えることで、マルチクラウド環境での活用範囲がさらに広がる。Azure Marketplaceは、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure」向けにアプリケーションやソリューションを提供するオンラインストアである。

Azure上でのCMS運用では、「止めないアップデート」「見えないリスクの可視化」「持続的な運用効率」の3つを柱に、新たな標準を提案。KUSANAGI Security Editionを利用することで、公共機関や大規模組織のユーザーは、セキュリティリスクの低減、運用コストの削減、業務継続性の向上、そして利用者体験の改善といった効果を期待できる。

引用元記事：https://webtan.impress.co.jp/n/2025/09/16/50065