イオンペット、全国約200店舗でエンドポイントセキュリティを強化

〜JBCC「マネージドサービス for EDR Plus」を導入、運用負荷を軽減しDXを加速〜
イオングループのペット専門企業であるイオンペット株式会社(本社:東京都)は、全国約200店舗における業務端末のセキュリティ強化を目的に、JBCC株式会社(JBCCホールディングス傘下)の運用支援サービス「マネージドサービス for EDR Plus」を導入しました。JBCCホールディングスが2025年9月9日に発表しました。
導入の背景
イオンペットではこれまで、エンドポイント保護(EPP)やエンドポイント型脅威検知・対応(EDR)などを個別に導入していました。しかし、運用・管理が煩雑化しており、ランサムウェア感染の疑いが発生した場合には、ログ突合や解析に時間を要し、発覚から原因特定まで約1カ月を要するケースもありました。
導入効果
今回の導入により、セキュリティ水準の向上と同時に日々の運用負荷を大幅に軽減。インシデント発生時にも迅速かつ確実な対応が可能となり、全国店舗の安全・安心な運営を支えています。また、堅牢なセキュリティ基盤の構築によってDX推進や顧客データ活用など、付加価値の高い業務へのリソース集中が可能となりました。
サービスの特長
「マネージドサービス for EDR Plus」は、パロアルトネットワークスの「Cortex XDR」を活用。
EPPとEDRを統合したXDR環境により、マルウェア侵入防止から侵入後の被害最小化までを一貫して実現。
ライセンスの集約で年間運用コストを約3割削減。
JBCCのセキュリティ専門チームによる24時間監視で、障害切り分けからフォレンジック調査まで対応可能。
月次レポートやダッシュボードにより、インシデント傾向の把握と社内展開を容易にし、継続的な改善を支援。
今後の展望
イオンペットは、セキュリティを基盤とした安心・安全な店舗運営をさらに推進するとともに、DXによる顧客サービス向上を目指す方針です。
引用元記事:https://japan.zdnet.com/article/35237790/



