アジラ、福岡「天神住友生命FJビジネスセンター」にAI警備システム導入 施設運営の効率化と安全性向上を実現

株式会社アジラ(東京都町田市)は、福岡市の「天神住友生命FJビジネスセンター」において、AI警備システム「AI Security asilla(以下asilla)」を導入したと発表しました。本導入は、施設管理を担う株式会社サン・ライフ、警備を担当する株式会社セノンとの協業によるもので、オフィスビルにおけるセキュリティ強化と運営効率化を目的としています。


導入の背景

都市部のオフィスビルでは、リスクの高度化とオフィス利用の多様化に伴い、リアルタイムでの状況把握と迅速な対応が求められています。今回の導入では、AIを活用した常駐警備モデルにより、警備品質の向上とオフィスワーカーの安全・快適性確保を目指します。


天神住友生命FJビジネスセンターについて

「天神住友生命FJビジネスセンター」は、福岡市の再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の一環として建設されたオフィスビルです。地上24階、地下2階、塔屋2階建てで、事務所、店舗、駐車場を備えています。各フロアには専用バルコニーや広場、テラスなどオープンエア空間を整備し、非接触のエレベーター呼び出しシステムを導入するなど、ポストコロナ時代に対応した安心・安全な環境を提供しています。


「AI Security asilla」の主な機能と効果

  • セキュリティ強化:転倒、侵入、不審行動、長時間滞留などの異常行動をリアルタイムで検知し、迅速な警備対応を可能に
  • 快適性向上:共用部の混雑状況を可視化し、トラブル未然防止に活用
  • 運営効率化・データ活用:警備リソースの最適配置や運営改善を支援

既存の防犯カメラをそのまま活用できるため、初期費用を抑えつつ導入可能。AIが24時間365日監視することで、警備員の業務負担を軽減し、重要業務への集中を促します。


今後の展望

アジラは、行動認識AI技術を核としたソリューションを通じ、オフィスや公共施設などあらゆる空間の安全性・快適性向上に貢献していく方針です。

引用元記事:https://www.value-press.com/pressrelease/360766