アシュアード、脆弱性管理クラウド「yamory」に担当者割り当て機能を追加

― 脆弱性対応の可視化と期限管理を支援、業務効率をさらに強化 ―

株式会社アシュアードは、同社が提供する脆弱性管理クラウドサービス「yamory」において、対応担当者の割り当てと期限設定が可能となる新機能を追加したと発表した。脆弱性管理業務の効率化と可視化を図るためのもので、ユーザー企業からの要望を受けて開発された。

「yamory」は従来より、脆弱性やリスク情報に対する対応ステータスの管理や、チーム単位での対応体制の構築を支援してきた。今回の新機能により、検出された脆弱性ごとに対応の主担当者を明確に割り当てられるほか、複数の担当者を同時に設定することも可能となる。また、対応予定日(期限)を指定することにより、進捗の管理と追跡が容易になるという。

さらに、担当者や対応予定日をキーとした検索・フィルタ機能も備え、担当者別の脆弱性対応状況の一覧表示や、未割り当て項目の抽出にも対応。これにより、属人化しがちな対応状況の可視化が進み、チーム全体の管理負荷の軽減と迅速なリスク対応が期待される。

加えて、新たに対応状況のCSV形式での出力機能も追加。予定日の一覧管理や、スプレッドシートを用いた進捗管理が可能となり、外部のプロジェクト管理ツールとの連携や、レポート作成用途にも柔軟に対応できる設計となっている。

アシュアードでは今回のアップデートを通じて、「yamory」の提供価値を一段と高め、企業の**セキュリティ運用の現場課題に即した改善と進化を継続的に進めていく」としている。

引用元記事:https://japan.zdnet.com/article/35235483/