これまでの記事で、セキュリティの「概念」「脅威」「プロダクト」について学んできました。それでは、これらの知識やスキルを持っていることを、客観的に「証明」するにはどうすればよいでしょうか。

その答えが「セキュリティ資格」です。

資格は、体系的な知識を学ぶための羅針盤であり、キャリアを切り開くための強力な名刺代わりにもなります。この記事では、数あるセキュリティ資格を「国家資格」「国際認定(ベンダーニュートラル)」「主要ベンダー資格」の3つに分類して徹底解説します。


 

1. 【国家資格・国内資格】まず押さえるべき日本のスタンダード

 

日本国内でキャリアを築く上で、特に信頼性が高いのが独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する資格です。

 

🔹 情報処理安全確保支援士 (RISS)

 

 

🔹 情報セキュリティマネジメント試験 (SG)

 


 

2. 【国際認定】世界で通用する「知の証明」

 

ベンダー(特定企業)に依存しない、世界共通のセキュリティ知識を証明する資格群です。キャリアの核となり得ます。

 

🔹 CISSP (Certified Information Systems Security Professional)

 

 

🔹 CompTIA Security+

 

 

🔹 CISA (Certified Information Systems Auditor)

 


 

3. 【ベンダー資格】特定の「武器」を使いこなすプロの証

 

前回の記事で紹介したような、具体的なセキュリティ製品を扱うスキルを証明する資格です。転職市場で即戦力として高く評価されます。

 

🔹 クラウドセキュリティ資格 (AWS / Microsoft / Google)

 

もはやセキュリティを語る上で欠かせないのがクラウドです。各プラットフォームのセキュリティ機能に精通している証明となります。

 

🔹 Palo Alto Networks (パロアルトネットワークス)

 

 

🔹 CrowdStrike (クラウドストライク)

 

 

🔹 Zscaler (ゼットスケーラー)

 

 

🔹 Okta (オクタ)

 


 

どの資格から目指すべきか?

 

セキュリティは常に学び続けることが求められる分野です。資格取得を「目的」ではなく、最新の知識を体系的に学ぶ「手段」として活用し、ご自身の市場価値を高めていきましょう。