事業会社(メーカー、金融、小売、ITサービスなど)のセキュリティ部門の最大のミッションは、「自社のビジネスと情報資産をサイバー攻撃から守り、事業を止めないこと」です。

その業務は、大きく以下の4つの領域に分けられます。


 

1. 🛡️ 守りの「戦略」と「ルール」作り (ガバナンス・リスク管理)

 

組織全体が安全に活動するための「法律」や「司令塔」の役割です。地味ですが最も重要な業務です。


 

2. 📡 日々の「監視」と「防御」 (セキュリティ運用)

 

策定したルールに基づき、実際にシステムを運用・監視する業務です。技術的な側面が最も強い領域です。


 

3. 🔥 有事の「対応」 (インシデント・レスポンス)

 

万が一、サイバー攻撃や情報漏洩が発生した際に、最前線で対応する「消防隊」の役割です。CSIRT (Computer Security Incident Response Team) と呼ばれる専門チームが担うことが多いです。


 

4. 👥 人への「啓発」と「訓練」 (教育)

 

「最大の脆弱性は人である」という言葉の通り、従業員のセキュリティ意識を高める業務です。


 

まとめ

 

事業会社のセキュリティ業務は、「技術」「法律・ルール」「人」という広範な領域にまたがります。単に製品を導入するだけでなく、経営層と現場をつなぎ、リスクを管理し、インシデントに対応する、非常にダイナミックで重要な役割を担っています。